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北海道新聞~住宅・不動産情報紙「家さがし」に掲載されました

北海道新聞~住宅・不動産情報紙「家さがし」〜不動産のお困りごとは、無料相談会へ〜(令和元年10月5日記事)に掲載されました。

 

あの不動産、なんとかしたいけど、どうしたら…。

そんなとき、不動産鑑定士がお力になります。

 

お答えいただいたのは…不動産鑑定士 藤田絵理子さん

不動産鑑定士とは?

不動産鑑定士とは、土地や建物など不動産の価格を適正に判定できる唯一の国家資格者です。土地や建物などの不動産は、さまざまな要因によってその経済的な価値を絶えず変化させています。

 

そこで、不動産の価格を適正に判定する専門家である、不動産鑑定士の評価が必要となります。国や都道府県が公表している地価公示・地価調査、国税庁の相続税路線価評価、固定資産税評価などは、不動産鑑定士の仕事です。また、個人や法人が持っている不動産について評価したり、それぞれの条件の下でどう有効活用するかといったアドバイスも行ったりしています。

どんな相談に応じてくれますか?

たとえば「家をどうしようか」迷っている場合は、中立的な立場である不動産鑑定士に相談されるのも、一つの選択肢といえます。定期的に無料相談会を実施していますので、ぜひお気軽にご利用ください。

 

「自分の土地のおおよその価格が知りたい」という相談にも対応します。不動産の経済価値はつねに変化するものです。平成の初め頃と終盤の時期とでは、土地の価格にかなりの差があります。相談会などでは、所有されている不動産の“いま”の経済価値をお伝えします。

 

個別の不動産について、より詳細な相談をご希望の場合は、北海道不動産鑑定士協会のホームページで最寄りの不動産鑑定士事務所をお探しになり、直接相談されることをお勧めします。

最近の相談で、多いのは?

このところ多いのは、「不動産を生前贈与したい」「不動産を相続した」など、相続に関する相談です。また、ご年配の女性から、一軒家を売却して小さめのマンションやサービス付き高齢者向け住宅への住み替えを検討しているといった、住まいのダウンサイジングについての相談を受けることもあります。

 

不動産については、本人でなければできない手続きがあるので、自分が動けるうちに検討を始めることが大切です。 

事前に用意しておくといいものは?

不動産鑑定士に相談をするときは、不動産登記簿など不動産の所在地、地番などが分かるもの、固定資産税の評価証明、賃貸契約書などをご持参いただくと、より的確で具体的な対応が可能になります。この相談を機に、不動産に関する書類一式をあらためて確認し、家族にも書類の置き場所や相談内容などを伝えておくと、万が一何かあったときにも安心です。

北海道不動産鑑定士協会について

北海道不動産鑑定士協会では、100名を超える不動産鑑定士が、土地の適正な価格の形成や健全な土地利用の増進のため、全道各地で活躍しています。

 

昨年の北海道胆振東部地震により被害に遭われた地域では、関係自治体のご要望を受けて、日本不動産鑑定士協会連合会とともに住宅被害認定調査を行うなど、社会貢献活動にも力をつくしています。